
復興前は放置されていた。高知県仏教青年会派遣団と。

聖地サールナートで仲間の僧侶に初めて説法した「初転法輪」の次に、さとりを開いた後はラジギール王国ビンビサラ王に必ず最初に説法をするという、出家の初期にした約束を果たす為、この堂宇の場所で説法をした。初めて在家信者ができた聖地である。
その後王の寄進により竹林精舎や霊鷲山での出来事は言うまでもないだろう。
かの玄奘三蔵もここで滞在し世界的仏教徒に見直されている聖地である。
2月27日ジャティアン堂宇の5年ぶりの修復のために訪れた。堂宇壁面日ひび割れなど今年10月までに全面修復をする。
ジャティアンはコロナが開けて毎日のように外国人参拝者が絶えず、タイ人、ブータン人、韓国人などが訪れる。
高知県仏教青年会と有志で復興以来23年、まさかここまで有名になるとは夢にも思わなかった。
思えば復興後、国鉄がジャティアンに新路線が引かれ、道路整備、また三蔵法師が滞在されていた場所でもあることから大乗仏教系の方にも注目され、近年ではアジア各国2、3千人規模のお釈迦様が実際に歩かれた道(ラジギール・ジャティアン間)を歩く平和行進毎年12月に行われている。
日本仏教界ではほぼ無名であるがこれから日本でも興隆していくことを切に願う。
観光化された他の聖地と違いお釈迦様がいた頃と変わらない風景が残る聖地である。


長い間建設途中で終わっていたが、今回の完全完成を行う。




計2部屋






コロナ問題で新鮮な水で手洗いが重要です。
溜めたバケツの水の手洗いが今でも多く見られます。


村初の洋式トイレ







2500年当日と変わらぬ景色。