絵葉書


先日、本棚を整理しようとしたら懐かしいものを見つけた。一枚の絵葉書。

1998年、日本寺のある出張兼休暇でケラーラ州のとある観光地海岸を散歩中、お土産店が道路沿いにあり何気なく商品を見ていた時とんでもないものが目に入った。「日本寺の本尊」の絵葉書。

思わず店員にこれは何かわかるか?と聞くがハガキに書かれた説明を見て「仏像」以外わからないという。私はこの寺から来たのだ。ブッダガヤの日本寺はわかるか。といってもおかしい奴と思われ相手にされない・・・。確かにわけがわからないだろう。誰にも買われず長い間陳列されていた感のある一枚きりのこの絵葉書を購入した。

日本寺のあるブッダガヤで同じものが売られていたら特に気にもしなかっただろうが、この絵葉書は初めて見る上、このケラーラ州の観光地と日本寺は何の関係もない。しかも日本寺はタージマハールのようなインド全土どこでも売られている絵葉書になるような観光地でもない。まさかこんな所のお土産屋にタージマハールなどの絵葉書に混じって日本寺の本尊の絵葉書が売られているとは!

 

補足としてブッダガヤ内でも絵葉書は売られているが印刷も紙質も粗悪で、しかも10枚綴りくらいで自分で切り分けないとハガキとして使えない。その中に日本寺本堂の写真のものは見たことがあるが以下のような絵葉書は見たことがない。

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日本寺の本尊絵葉書。ブッダガヤでは売られていない。

 

 

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ちゃんと商品化された絵葉書。説明には「仏像」としかない。結構古いのでかなり前に商品化されたものか?

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