Jethian Buddha Templeジャティアン堂宇の竣工式の様子2000年


2023年のブッダガヤの道中、タイ航空で一緒になったタイ人僧侶にジャティアンの寺を知っているかと質問すると非常にタイでは有名な聖地であるとの話。私たちが作ったのだという話をしたらご冗談をというように笑われてしまった。
このお寺は信じられないような世界的に有名になりました。
当初私たちは全くこうなるとは全く予想していませんでした。
Jethian  temple

jethian
Jethian Budda Temple
Jethian Budda Temple
Jethian India
Jethan budda Temple
Jethian Temple Japanese
Jethian Budda Temple
Jethian Temple
この後、国鉄がこの村に敷かれて駅ができ、世界的な聖地になりました。世界銀行も視察に訪れ、ビハール州の仏像復興は州政府が動いています。
日本では全くいまだに無名ですが、今や世界的にメジャーな聖地です。
日本は宗派仏教ですので、世界仏教の動きの同調はタイムラグあります。
Jethian Temple
Jethian

京都のブッダガヤ大塔


京都 顕本法華宗 総本山 妙満寺の仏舎利大塔・日蓮宗寺院
昭和48年建立!50年以上前にこのクオリティーは素晴らしい。
ほぼ日本人がブッダガヤに行っていない時代に建立されたブッダガヤ大塔型納骨堂。
弘願寺もそうであるが日本各地にブッダガヤ大塔を模したお堂を見てきたがは、今のところここが一番よくできている。






裏の金剛座、お釈迦さまが正覚を開いた場所の台座は本物通りのデザインが彫られている。
前々からお参りに行きたかったがやっと行く事ができた。
弘願寺の大塔型納骨堂

日本寺開山50周年記念法要


住職が1996年から1998年の約2年駐在僧として赴任していたインド、ブッダガヤ日本寺50周年法要に参加しました。

大塔から日本寺までやく200人で練り歩きます。現在の日本寺住職(竺主)は奈良、東大寺住職様。もちろん常駐しているわけではありません

現地新聞、150名ではありません200名でした
大塔住職、お隣は元駐在僧様

50周年法要、サンガダーナという法事の御斎です。法要後食事をいただくのは日本と同じ、この地ではインドカレーが振る舞われます。


ブッダガヤ大塔、各遺跡


ブッダガヤ大塔を参拝しました。
参加者の日高村護国寺住職様 足摺の金剛福寺坊守様
ブッダガヤ大塔 ここでお釈迦様が正覚を開きました。最高聖地です。
120年前の発見当時の大塔。ムスリム侵攻により数百年荒れた状態でした。
大塔内部、奥に本堂13世紀くらいの仏像が鎮座します。
大塔裏側の菩提樹の下で正覚が開かれました。
大塔の住職様と長い付き合いになります。
紀元前の仏足石。お釈迦さま往生から500年間仏像は作ることはなく,
作ること自体が真実を歪めると思われていました。現在のイスラム教信仰に似ています。浄土真宗の仏像に対する考え方も考えを持っています。
この仏足石や菩提樹の葉が信仰の対象でした。弘願寺にもインドの同じものの複製が本堂前にあります。
大塔前のマーケット。チベット人マーケット
大塔近くにある苦行林寺院。今はヒンズー教寺院ですがこの井戸跡の中で長い間お釈迦さまは修行しました。現在も入ることができます。
竹林精舎、お釈迦様が暮らした竹林精舎前の住職友人の数珠屋さん
大塔住職様と新しくできた大塔管理事務所、住職執務室にて。参加者お皆様と。若い方は足摺の金剛福寺副住職様
竹林精舎
成道会開催のための会合
霊鷲山を
発見したのは120年前の浄土真宗大谷探検隊です。
竹林精舎
飛行機で荷物が全て行方不明になり仕方なく現地で入手できる私たち大乗仏教の袈裟はチベット式しかなく、着用してます。荷物は翌日タイから送られてきました。

お世話になったラジギール、シッダルタホテル、ラジギールの街並み


インド ジャティアン成道会法要


2023年12月5日高知県仏教青年会仏像復興計画で1999年に修復された堂宇の成道会法要が行われました。法要に際し修繕計画から約2年補修作業が行われて有志と現地にお参りしました。

インドもLED化されシャンデリアもつきました
看板も補修、追加されました
当日お参りをするとカンボジアの団体がお参りしていました。
かなり前からジャティアン堂宇はアジアでは非常に有名な場所になったとは聞いていましたが実際にお参りをされる方を見るのは初めてです。100人以上の大団体です。
カンボジアの団体です。全員正装です。観光ではなく参拝という意味です。
僧侶もカンボジアではかなりの高僧のようです。同行の僧侶に私たちがこの寺院を作ったというと、ジョークと思われ笑われてしまった!
カンボジアもかつては僧侶も大半が虐殺されましたが大復活しています
隣接する宿坊。とトイレ、シャワー室
夜間は一晩中明かりがついています
私たちの成道会法要
村の護持会メンバーと
住職と現地の世話人ビジャイさん
ジャンティアンの由来案内、英語、ヒンディー、日本語
2000年開山式記念プレート
新聞にも出ました。グーグル訳 
2社目新聞

インド ブッダガヤ金剛座 昔の写真


現在ブッダガヤの金剛座は立ち入ることができません。
記憶か正しければ立ち入り規制されたのは十五年以上前かと思います。
98年の駐在僧の時代は写真のような状態で触ることも、横でお参りすることができました。
懐かしい時代です。
さてそれよりももっと前はこのような状態でした80年から90年代初期代かと思われます
日本の某新興宗教の教祖がこの金剛座の上に座り国際問題になって95年前後に囲いゲートができたと聞いています。
その後2000年過ぎに菩提樹の根を痛めるということで完全に立ち入り禁止になりました。
これはもっと前、50年くらい前なのではないでしょうか。

これは100年ほど前の発掘当時の写真
13世紀から100年前まで、ムスリムの侵攻のため破壊を逃れるため埋まっていました。
もしかしたら埋めることがムスリムとの妥協案だったかもしれません。
イギリスの探検家によって発見(当時もチベット人仏教徒の参拝はあったようです)100年前の大塔、この後ビルマの王様の寄進により大修復されました。
現在の金剛座、立ち入れません

ジャティアン堂宇2023修復


ジャティアンの仏像。13世紀の非常に珍しい座って説法をする像
復興前は放置されていた。高知県仏教青年会派遣団と。
ここはジャティアン(jethian)はラジギールから10キロほど西にある小さい村であり2500年前お釈迦様がビンビサーラ王に布教した聖地である。
聖地サールナートで仲間の僧侶に初めて説法した「初転法輪」の次に、さとりを開いた後はラジギール王国ビンビサラ王に必ず最初に説法をするという、出家の初期にした約束を果たす為、この堂宇の場所で説法をした。初めて在家信者ができた聖地である。
その後王の寄進により竹林精舎や霊鷲山での出来事は言うまでもないだろう。
かの玄奘三蔵もここで滞在し世界的仏教徒に見直されている聖地である。

2月27日ジャティアン堂宇の5年ぶりの修復のために訪れた。堂宇壁面日ひび割れなど今年10月までに全面修復をする。
ジャティアンはコロナが開けて毎日のように外国人参拝者が絶えず、タイ人、ブータン人、韓国人などが訪れる。
高知県仏教青年会と有志で復興以来23年、まさかここまで有名になるとは夢にも思わなかった。
思えば復興後、国鉄がジャティアンに新路線が引かれ、道路整備、また三蔵法師が滞在されていた場所でもあることから大乗仏教系の方にも注目され、近年ではアジア各国2、3千人規模のお釈迦様が実際に歩かれた道(ラジギール・ジャティアン間)を歩く平和行進毎年12月に行われている。
日本仏教界ではほぼ無名であるがこれから日本でも興隆していくことを切に願う。
観光化された他の聖地と違いお釈迦様がいた頃と変わらない風景が残る聖地である。

ジャティアン護持会の皆さんと
隣にあるのは、ジャティアンの国鉄が完成し、少し経った頃ムンバイのインド国鉄職員(ジャイナ教教徒)からの寄進休憩室。
長い間建設途中で止まっていたが、今回の完全完成を行う。
今回新たに高知の有志様寄進によりトイレ、シャワー室を新設
トイレ側面
休憩室工事1
休憩室工事2
計2部屋
堂宇側面修復工事中
側面工事2
電気も新たに新設したとのこと
トイレタンク、地下水を溜めて水圧で流すインド式水洗
手洗い所
コロナ問題で新鮮な水で手洗いが重要です。
溜めたバケツの水の手洗いが今でも多く見られます。
シャワー室
洋式水洗トイレ
村初の洋式トイレ
インド式トイレ1
インド式トイレ2
休憩室と管理人
堂宇看板も壊れてきました。新装します。
堂守さんの家が新しくできました。堂宇の隣。
2023年参拝記念メッセージ帳、各国の参拝者が見える。ブータンのカルマパ、リンポチェのサインも!日本人も他のページに散見される。大阪の某仏教系大学学長や京都の某日本最大級仏教教団の猊下、故有名仏教作家などさすが現地でも研鑽を積まれているなという印象。(このネット画像では日本人に関しては画像処理で消しています)
堂宇からの夕焼け。お釈迦さまはこの場所でこの夕日を背に仏法を語られた。
2500年当日と変わらぬ景色。


ジェティアン堂宇 トイレシャワー建設


2021・2・13付けの建設中のトイレ3基、シャワー、手洗い所。
中間報告がきました。今年秋までくらいに完成する予定ですが。コロナの状況次第です。
ちなみにこの村あたりにはコロナ患者はいないそうです。インドは都市部のみという報告でした。
インド人の村人は基本村から移動しません。
ジェティアン堂宇本尊
20年以上前に植えた落慶記念樹マンゴーです。今年の5月には大量に生りそうです

ジェティアン堂宇・トイレ、シャワー室建設中


2020年コロナ問題の中ジェティアン村堂宇横にトイレ、シャワー室の建設が始まりました。工事は何度も外出禁止令によりストップしていますが順調に進んでいます。そのほか小さい僧房も整備される予定との連絡を受けました。
シャワー室1、洋式トイレ2、インド式トイレ1が作られる予定です。
今年に落慶法要を行いたいのですが世界第2位のコロナ感染国インドには当分入国できません。来年2021年の秋を目指して準備中です。