前正覚山


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洞窟前の広場

 

 

 

 

 

 

 

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前正覚山上空。ガヤ空港着時

お釈迦様はブッダガヤ近郊スジャータ村の奥にある苦行林で苦行をし、その後苦行では悟れないことがわかり現ブッダガヤの菩提樹の木下で悟りを開かれたわけだが、その悟る前にこの「前正覚山」の洞窟で瞑想されたことがある。「悟る(正覚)」の前にいた山だからこの名前がついた。インド名「ドンガシュリ」。

ブッダガヤからだとオートリキシャやバイクで30分ほどで着く。岩山の中間地点にあり徒歩で20分くらいの山道を登るか駕籠屋がいるのでそれを利用することもできる。参拝者の多い冬場にはこの山道に無数の物乞いが座り喜捨を求めてくる。ブッダガヤ駐在の始めの頃、初めてそのような光景を見た時はその数に圧倒された。さてブッダの瞑想された小さい石室が現在はチベット仏教ゲルグ派の寺院内にある。仏教寺院内ではあるがヒンドゥー教僧侶も常駐している。石室内は狭くせいぜい畳4畳半ほどで仏像などが祀られている。ろうそくとオイルランプの明かりのみで独特な圧迫感がある。

通常の団体仏跡旅行ではあえてスケジュールとして時間を取らないと参拝は難しいが少人数だとエントリーは難しくはない。

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尼連禅河前からの前正覚山

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登山口

 

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なぜかアウンサンスーチ氏のポスターが寺院に

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洞窟内仏像

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堂守チベット僧と

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前正覚山からブッダガヤを見る

 

 


日本のおみやげ


海外旅行で団体ツアーに欠かせない場所(行きたくないけど)に団体専用おみやげ店がある。おそらくない国はない。もちろん日本にも外国人専用のおみやげ屋がある。

京都の平安神宮を北上すると外国人専門の武具グッズや日本アート専門店が多い。その中に京都ハンディクラフトセンターがある基本外国人専用(日本人ももちろん利用している)のおみやげ店である。中に入ると外国人好みのおみやげがいっぱい。値札も全て英文。普通にはあまり見ることのできない日本人でも嬉しくなるような商品が並ぶ。海外にあるようにおみやげ店特別値段?が一般価格とのかけ離れもなく適正価格はさすが真面目な日本人と思う。

外国人が日本の何に興味があるのかわかりやすい店だ。

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日本のアニメ本

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京都、平安神宮の北にある

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Manga

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Samurai

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寿司や浮世絵のキーホルダー

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日本グッズ

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katana


仏足石と賽銭


タイのとある一般寺院にお参りしたところ、仏足石がありその上にたくさんお賽銭が置かれている。その中である参拝者が仏足石上に賽銭を立てようとしている。この仏足石は石の上に掘られていて完全に平らではないのでコインを立てるのは非常に難しい。おそらく運よく立ったら願いがもっと叶いやすくなると信じての行為だろう。

日本でも仏足石に賽銭を置いているのはあちらこちらのお寺でも見たことがある。あるお寺で住職に聞くと誰かが置き始めていつの間にか増えていったそうで住職が指導したわけではないという。おそらくタイでもお坊さんが指導したわけではなく誰かが置き始めて増えていった感がある。

浄土真宗でも興味深い話があって、本願寺の本堂に木の穴や亀裂を埋めるために職人が遊び心でいろんな形をした埋め木を使用しているがその中にハート型をしたものがあり、ここが平たく言うと流行りの「スピリチュアルスポット」になっているらしい。ある日職員が埋め木が少し浮いているので触ってみると埋め木が外れその中に賽銭がたくさん入っていたという話を聞いた。もちろん誰かが勝手にやっている事であり浄土真宗の教義からは逸脱しているが人の信仰のスタイルはかわならい。

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コインを立てようと頑張る。

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難しい。苦笑いする参拝者。

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多くの参拝者の賽銭が仏足石上にある

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香川県にあった仏足石にもたくさんの賽銭がのっていた。

西本願寺の某所にあるハート形埋め木。現在は取れないようにしてあるが誰かが色を塗った模様

ひょうたん型、普通の埋め木