エーク ミニッツ!


インドでは「ちょっと待って」というとき「エーク ミニッツ」ということが多い。「エーク」とはヒンディ語で「1」を表す。「ミニッツ」は英語の「分」つまり「1分ほど待って」

インドは時間の感覚が日本人とは全く違う。この言葉を信じて本当に1分しか待てなかったらインドを楽しむことはできない。本当に時間を計ったことはないが感覚的には10分ほど待たされる。もうすこし長い「もうちょっと待って」という言葉は「パンチ ミニッツ」。「パンチ」は「5」「5分ほど待って」であるが実際には2、30分ほどか。日本人とは時間の感覚が全く違う。

時間の感覚がこんな感じなので列車も飛行機も普通に遅れる。列車なんかは2、3時間遅れても平気だし、飛行機ですら数十分普通に遅れて出発する。インド人と旅行した時は朝9時集合が昼になったこともあった。もちろん彼らは二日酔いでも病気でもなかった。

ブッダガヤ駐在中に従業員の見るTVを見ても、正午のニュース的なものもその時間ぐらいにダラダラ始まる感じでキッチリ感はなかった。

インドを旅するあるいは生活する場合はこの時間の感覚は必修である。

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時間通りに来ないインドの列車