インドのマンゴー


6月のインドは地獄のように暑い。その暑さのなかで楽しめるものの王様はマンゴーであろう。インドも地区によってマンゴーの種類があり当然味も違うが、ブッダガヤのあるビハール州のマンゴーは最も人気がある品種の一つである。インド、ブッダガヤ日本寺に駐在中、酷暑のかな唯一楽しめたのは実際このマンゴーだった。

先日この酷暑の中ブッダガヤを訪れた時、暑さで食欲不振になる中、朝から晩までこのマンゴーばかり食べた。日本の沖縄方面、タイやフィリピン産のマンゴーはあるがこのインドのマンゴーとは比べものにならない。しかもこの時の時価は一個50円くらい。

琵琶湖のような形のこのマンゴーの形はよくインドの服などのデザインにされるが、時々日本の伝統的な和服デザインにもその面影があって、シルクロードを通ってきたものかと思いを馳せる。

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種のある部位はスプーンではなく手で食べるのが通

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路上マンゴー売り。一個50円ほど

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移動式マンゴー売り。