ブッダガヤ大塔のセキュリティー


2013年7月7日ブッダガヤ大塔での爆弾テロがあり3年ほどがたったが未だ警備は厳しい。まず携帯電話の持ち込みは厳禁。寺院周りには預ける場所もないのでホテルなどに置くなど対応が必要。カメラやビデオは問題ないが料金がいるのは今まで通り。セキュリティーチェックは2箇所ありかなり厳しくチェックされる。大塔内も武装警官が数名巡回しているが、警官を女性にするなどできるだけ印象をソフトな感じにしている。

以前は大塔門前町はお土産屋やチャイ屋が並ぶ街であったが全て強制撤去され壁が作られた。これは世界遺産になった頃から土産物屋の立ち退きは立案されていたものだが、この事件をきっかけに実行された感じがする。

今回のブッダガヤのテロはビルマの少数イスラム教徒ロヒンギャ族を仏教徒が弾圧していることへの報復との話であるが、お寺に入るのにセキュリティーチェックとは仕方がないが悲しいかぎりである。

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大塔正面前入口

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第一ゲート男女に分かれてチェックする

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第2ゲート、大塔入口

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武装警官が見回る

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堂内入口にもセキュリティーチェック

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ブッダガヤ市場方面を見る。かつては一切壁はなかった

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かつての数珠屋街 今は壁のみ

 


外国人は20倍


インドの観光地には入場料がいるところが多い。三蔵法師も勉強された有名なナーランダ大学跡の入場料金は外国人100RS(180円)インド人は5RS(9円)で20倍の開きがある。あの有名なタージマハールの値段は忘れたがたしか2、30倍はある。

20倍も高いと書くと入る気も失せるかもしれないが、それはこの社会のルール。ひとまず日本円に換算して、改めて考えたら100RSならたった180円。二度と来ないかもしれないその場所。入っておきましょう後悔しないように。

お寺(宗教施設)はどのような宗教でも基本無料であるがカメラ料金がブッダガヤ大塔などで発生する。その前に異教徒は入れない施設も多いのでご注意を。

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ナーランダ遺跡の入場券。上が外国人・下がインド人。

 


マハーボディー寺院の仏足石


今までもこのブログで仏足石については多く触れてきたが、最近初めて仏足石の中で最も尊いといわれるブッダガヤ大塔にある仏足石に直に触り参拝できた。ことの始まりは2013年7月のブッダガヤテロ事件。このとき大塔の仏足石付近に爆弾が仕掛けられて仏足石を囲っていたカバーが壊された。その後新たにカバーは作られることなくそのままの状態で安置されている。もともとお土産業者がこの仏足石から拓本をとるのを防止する意味もありカバーされていたのだろうが、拓本ができた大昔ののんびりした環境ではない現在拓本を取ろうものなら一発で逮捕である。あえてカバーする必要もなくなったに違いない。そのほうが参拝者、当然運営に関わっているお坊さん自体もカバー無しのほうがいいに決まっている。

今回初めて触る仏足石はなんだが柔らかく感じ、大げさかもしれないが触った手から何かしらの力が入ってくるようなありがたさであった。このままカバーは付けずにいてほしい。

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そのまま触り参拝できる

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花を添えなんともうつくしい仏足石

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配置は昔と変わらず

 

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4年前のカバーのある状態

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私の知る限り1997年にはこのカバーのある状態であった。


6月の菩提樹


ブッダガヤの大塔うらにある菩提樹の下でお釈迦様は悟りを開かれた。そういったことから当然礼拝の対象になり、その落ち葉は聖なるものとして扱われる。大塔をお参りしていると多くの方がその落ち葉を拾って大切に持って帰る姿を見ることができる。

また6月はインド菩提樹が実をつける季節である。ブッダガヤの菩提樹の大木もこの時期たくさんの実をつける。参拝者の中にはこの実が落ちていたら拾って家で育ててみよう思う人もいて持って帰る。日本は暖かい地域でないと育たないが、アジアの暖かい仏教国にはこの種から大切に育てられている菩提樹がたくさんあるのだろうなあ。

 

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インド人サーマネーラ(小僧)が拾った菩提樹の葉を外国人参拝者に渡す。思わぬプレゼントに参拝者もびっくり。

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もらった葉。数日で乾燥する。さてどう加工しようか。


インドのマンゴー


6月のインドは地獄のように暑い。その暑さのなかで楽しめるものの王様はマンゴーであろう。インドも地区によってマンゴーの種類があり当然味も違うが、ブッダガヤのあるビハール州のマンゴーは最も人気がある品種の一つである。インド、ブッダガヤ日本寺に駐在中、酷暑のかな唯一楽しめたのは実際このマンゴーだった。

先日この酷暑の中ブッダガヤを訪れた時、暑さで食欲不振になる中、朝から晩までこのマンゴーばかり食べた。日本の沖縄方面、タイやフィリピン産のマンゴーはあるがこのインドのマンゴーとは比べものにならない。しかもこの時の時価は一個50円くらい。

琵琶湖のような形のこのマンゴーの形はよくインドの服などのデザインにされるが、時々日本の伝統的な和服デザインにもその面影があって、シルクロードを通ってきたものかと思いを馳せる。

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種のある部位はスプーンではなく手で食べるのが通

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路上マンゴー売り。一個50円ほど

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移動式マンゴー売り。


絵葉書


先日、本棚を整理しようとしたら懐かしいものを見つけた。一枚の絵葉書。

1998年、日本寺のある出張兼休暇でケラーラ州のとある観光地海岸を散歩中、お土産店が道路沿いにあり何気なく商品を見ていた時とんでもないものが目に入った。「日本寺の本尊」の絵葉書。

思わず店員にこれは何かわかるか?と聞くがハガキに書かれた説明を見て「仏像」以外わからないという。私はこの寺から来たのだ。ブッダガヤの日本寺はわかるか。といってもおかしい奴と思われ相手にされない・・・。確かにわけがわからないだろう。誰にも買われず長い間陳列されていた感のある一枚きりのこの絵葉書を購入した。

日本寺のあるブッダガヤで同じものが売られていたら特に気にもしなかっただろうが、この絵葉書は初めて見る上、このケラーラ州の観光地と日本寺は何の関係もない。しかも日本寺はタージマハールのようなインド全土どこでも売られている絵葉書になるような観光地でもない。まさかこんな所のお土産屋にタージマハールなどの絵葉書に混じって日本寺の本尊の絵葉書が売られているとは!

 

補足としてブッダガヤ内でも絵葉書は売られているが印刷も紙質も粗悪で、しかも10枚綴りくらいで自分で切り分けないとハガキとして使えない。その中に日本寺本堂の写真のものは見たことがあるが以下のような絵葉書は見たことがない。

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日本寺の本尊絵葉書。ブッダガヤでは売られていない。

 

 

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ちゃんと商品化された絵葉書。説明には「仏像」としかない。結構古いのでかなり前に商品化されたものか?

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布施用貯金箱


タイのお寺や仏具店、雑貨屋などで小坊主さんの形をした貯金箱が売られている。最初そのかわいい小坊主さん人形はただの飾りかと思って手を伸ばしたらなんと貯金箱であった。タイ人に聞いたことはないが貯金の目的は布施のための貯金箱だろう。自分のために使う人はまずいないと思う。他にも托鉢用鉢型の貯金箱もある。日常生活でも普通に布施行為を忘れないタイ人の信仰心は頭が下がる。

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かわいい小坊主さん人形(陶器)最近はタイ国際空港内でも売られている。

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背中に投入口

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托鉢鉢型(銅製)

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タイの100円ショップ的な店で売られていたもの

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投入口

 


タイの瓦懇志


日本の寺院に瓦懇志というものがある。本堂など葺き替えられる瓦の裏に自分の名前や願い事(浄土真宗は願い事は書かない)を書いてお布施をする行為。西本願寺でも先日の親鸞聖人750回大遠忌の大屋根修理でも大規模に行われた。現在も知恩院などで行われている。少々お高いが二百年くらいに一度しか縁がないのでプレミアムな布施行為である。

タイにも同じ瓦懇志があり各寺院で頻繁に行われいる。一枚100バーツ以下に設定されていることが多く(金額が決まっていないお寺もある)日本瓦の半分くらいの大きさの素焼きの瓦にマジックなどで自分で名前や願い事を書き込む。そのほか金属の塊に書き込んでそれは鉄筋などに使うものがあったり多様であるが布施の使用法が非常にわかりやすく金額的にも手が出しやすくいいと思う。

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瓦懇志。書き込んだら左側に置く。布施は右の賽銭箱

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建設用の金属の塊も布施できる。


シッキム山頂の聖地


インドのシッキム首都ガントクから車で狭い山道を3、4時間のナンチというところにチャーダムというヒンドゥー教の総合宗教施設がある。非常に広大でインド各地のヒンドゥー教の聖地の出張所がありお参りができる。各寺院ともその地方のお寺の建築様式で作られておりそこにはお坊さんもいて加持祈祷等もしてくれる。インド人のほとんどを占めるヒンドゥー教徒は信仰心が篤いのでの一緒に行った友人のインド人はうれしくてうれしくてしょうがないようで右往左往していた。山の頂上にあるので平たく言えば「天国」的な感覚があり、街の喧騒もなく施設自体は最近造られた新しいものだが、異教徒の私でも聖地感が感じられた。

シッキムというところは山間部で国道でも日本の町道クラスの狭い道しかないし崖崩れも頻繁に起こる。狭すぎてすれ違いも難しい狭いワインディングロードなのだが、思えばこの広大な宗教施設を作るためにはそれだけの物資をこの道を通り運ばなければいけない。比叡山や高野山に行った時も思ったが平地に作るのとはわけが違う。同様の聖地は世界にいろいろとあるが、それぞれ信仰心の深さを感じる。

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霧の中からシバ神。

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高さは30mくらい

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シバ神は最も人気のある神様

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施設はこのような感じ。幾つか見える三角屋根はそれぞれ各地の聖地別院。


タイ寺院のおみくじ


タイのお寺には日本のおみくじによく似たものが置かれている。箱の中に番号の書かれた棒がたくさんは入っており、それをじゃかじゃか振って一本出し、そこに書かれた番号を見てその番号書かれたおみくじ紙をもらうあれ。

日本とやり方と少し違うのは番号棒の出し方。タイの場合仏様に向かい膝をついた半座りになり、合掌する姿勢で拝みながら両手で番号箱をじゃかじゃか振って偶然一本飛びたしてきたものの番号を見る。これがなかなかコツをつかむのが難しい。はじめは全く飛び出さないか何本も出てしまったりする。感覚としては仏様に1本選んでもらって出てくるように振る感じ。

番号がわかれば後は日本と同じ、堂内の横や後ろにあるおみくじ紙が入った箱から番号の紙を各自でもらうだけ。特に担当者は誰もいないのでお布施は賽銭箱へ。日本のように値段は決まっていない。

タイ語、英語、漢字で書かれているので日本人にもわかりやすい。

ちなみに浄土真宗は「・・現世利益やまじないを行わず、占いなどの迷信にたよらない」という宗教なので、門徒はあくまでタイ仏教の参考としてください。

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仏前に置かれたおみくじ

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これを降って一本出す、出すというより仏様に出していただくというニュアンス。

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おみくじ箱。番号順に入っているのでわかりやすい。下は布施本や布施VCD。多くは日本ではあまり使われないVCD。ビデオCD。東南アジアはVCDが多い。

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おみくじはこんなかんじ