仏像復興計画5


インドには訪問者にまず水を差し上げるという風習がある。暑い国だし美味しい水はその家や村の誇りでもある。2008年にむけて次に堂宇に何を作ろうか考えていた時このことを思い出した。2007年久々に村を訪問し村の護持委員会と話し合い、堂宇の参拝者に「お釈迦様の水・ブッダ・パーニー」として水を差し上げるために井戸を寄進したい旨を伝えた。村人は是非とも作って欲しい、堂宇近辺には自由に飲める水場がなくそれはありがたいということになった。2008年5月に有志と渡印、建設資金を村に託して10月の堂宇建設8周年記念法要にむけて建設が始まった。10月中旬、仏教青年会と有志で参拝団を組んでジェティアン村を訪れた。法要には今回も100人を超えるたくさんの人が集まり盛大に行われた。法要では堂宇内にマンゴーの記念植樹が日本からの参加者全員により行われた。

この2008年前後より堂宇にはインド人参拝者、外国人参拝者がかなり増えてきて、時折話題になっている話を聞いた。またこのころからこのジェティアン村に新たに鉄道を引き駅を作るという話が聞こえ始めた。この村までの道はガタガタの上、人口もさほど多くない普通のインドの村にわざわざ国が鉄道を引くという夢のような話はインドでよくある大風呂敷な話と思い誰も信じなかった。

ネパール本願寺・ジャティアン村法要の旅 284 (2)

井戸の水を飲む参加者

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新しく作った井戸

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jethian 村長さんと村人

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jethian 村の重鎮達と握手

 

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マンゴー記念植樹

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現地新聞 jethian 

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jethian村の子供たち