インド旅行にいけば水道水の使用はご法度で、中には歯磨きもミネラルウォーターを進めるガイドもいる。大げさかと思う方もいると思うが本当に歯磨きで腹を壊すこともある。なにせ生野菜についた水で腹の調子が悪くなることもある。

ブッダガヤの日本寺の蛇口から出る水は井戸水(井戸によって飲めないのもある)だったので普通に使って問題なかった。とは言っても入寺始めはお腹も壊す。大先輩からは体がインドに慣れる上で3つの大きくお腹を壊す段階があり3週間、3ヶ月、3年で3つの段階(寝込むほどの高熱や下痢)があり3年後はインド人化すると教えられた。実際私も3週間と3ヶ月の段階は味わった。

数ヶ月もするとだんだん慣れてお寺以外でも他国の寺院法要でお斎(法事の食事)に呼ばれたときはそのお寺の水を普通に飲めるようになり、そのうちインド人と同じように普通に飲めるようになった。ただその地区の水に慣れただけで、町を離れると水は変わる。ちなみにインド人でも旅行に行ったり他の地方に行く時は気を使いミネラルウォーターを飲むことが多い。安全かわからない水の感覚は私たちと同じ。

ちなみに駐在を終えて日本に帰って水道水を飲んだら下痢をした。

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一般的なインドの井戸 これは仏教青年会が寄贈した井戸