発掘当時のブッダガヤ大塔


ブッダガヤ大塔の入り口にあるホールにはブッダガヤ大塔発掘(多少なりお参りがあってここが何か知っている現地人はいたので「発掘」には抵抗感あり)当時の1900年代初めの写真がある。イスラムの破壊を防ぐために2階付近までは土に埋められている様子やここを掘り返して悟りを開かれた場所にある当時の金剛座の写真など興味深い。

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金剛座 お釈迦様が悟りを開いた場所にある。

それにしても発見当時は本当にぼろぼろで1900年まで数百年は修復もされず廃寺の感すらある。その間隣国ビルマ、タイやスリランカは通常に仏教は信仰されていたのに来ることができなかったのか。当時の国際事情は厳しかったのか、仏教徒の最高の聖地なのにここまで廃れるとは。現在の自由に行き来できることの有り難さが身にしみてわかる。

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ここまでぼろぼろになるとは

 

 

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金剛座。いまは触ることもできない。掃除のため管理の僧が入り口を開けた瞬間激写。私の駐在時はいつでも中に入れた。

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現在の金剛座前で法要をするビルマ人。入ることも触ることもできない