お念仏発祥の地ラジギール。ここには温泉が数カ所ある。温泉精舎と呼ばれるヒンズー寺院や、かつてはお釈迦様のライバル、ダイバダッタがいたという今はイスラム温泉寺院、また数キロ離れたジェティアンと呼ばれる村の入り口にもタポーバンというヒンズー教寺院の温泉がある。
基本的に異教徒は入れないが温泉精舎は地元ガイドがいればそれほどエントリーは難しくない。実際に入浴が可能なのは温泉精舎が閉まり参拝者がいなくなったあと夜9時くらいに行けば入れる。ここはカースト別に入る場所が決まっていて上の方から温泉が下に作られて上の人が使った湯を下の人が使う。日本人が入るのは上の温泉。お湯は40度くらいで無色無臭約5mの正方形で深さ1mぐらいの深さがあり立って入る。衛生的にはよくないようで私はここで顔をあたっただけで大下痢をしたし友人はヘソを膿んだ。何もおこらない人もいるので傷や口に水を付けないことを注意すれば問題ないと思う。
徒歩圏内にお釈迦様がお念仏、法華経を説いた霊鷲山や長く住まわれていた竹林精舎あるのでおそらくお釈迦様も入られたことだろう。お釈迦様の湯でもある。