ジェティアン堂宇復興16周年法要


2016年10月1日ジェティアン村の高知県仏教青年会が放置された仏像のために作った堂宇の16周年法要が行われた。今回はブッダガヤからブッダガヤ大塔(大菩提寺)代表も来られ盛大に行われた。

10時から式典は行われ、ブッダガヤ大塔代表らによるパーリー語の読経、日本僧侶による読経、インド側日本側からのスピーチ、最後に近隣学生によるコーラスと続いた。

今回、堂宇は大幅な大改修が行われ階段から床はすべて張り替え、また手すりなど新たな部分も作られた。この16年を振り返ればジェティアンは復興事業がきっかけでインフラ面では鉄道が新たに引かれ、ブッダガヤ・ラジギール間の幹線道路として大改修された。また放置仏像復興の流れが加速しナーランダ大学などがビハール州の仏像復興を進めている。数年前より毎年12月にはアジア各国から3000人規模の僧侶、信者が集まりこの堂宇よりラジギールの竹林精舎への徒歩による平和行進が行われる大事業になった。これらの一連の流れは当初予想にもしていないことで、非常に感慨深い。

当日のインド新聞のネット配信はここ

仏像復興に関わるナーランダの現地情報はここ

 

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式典に向かう仏教青年会参加者

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ブッダガヤ大塔代表と式典の流れなどを確認

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Jehian堂宇

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ブッダガヤ大塔代表らによるパーリー読経

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日本側代表によるスピーチ

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Jethian 仏像 座っている姿の仏像は極めて珍しい パーラー時代のもの

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お供え。果物などに直接線香をさすのはインド式

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近隣の学生による音楽とコーラスの奉納

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コーラスの奉納

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ブッダガヤ大塔代表と共に

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Jethian仏像

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集まった村人たち

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日本側から記念にジェティアン村へ100本のマンゴーの木が送られた。「コウチ・ブッダ・マンゴー」村のあちこちに植えられる。

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高知県仏教青年会などの有志参加者

 

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翌日のインド新聞4紙による記事