バンコクでバンコクらしい乗り物は3輪タクシーのトゥクトゥクであるが、もう少しマニアックな水上バスというのがあるバンコクを東西にわたって流れるセンセーブ運河を走るボートで渋滞の多いバンコクでは非常に重宝する。
10分おきくらいに頻繁にくる水上バスが港に着くと着岸の一瞬に飛び乗ったり飛び降りる。本当に数秒しか着岸しないので気をつけないと大変なことになる。乗降口もなく船に直接乗り込むため、たくさんの荷物のある人や小さい子供や高齢者は使えない気がする。料金は車掌が集金に来るので行き先を言って支払う。行き先がわからない(読めない)時も20バーツを渡せば大概17バーツ切符と3バーツのお釣りがくる。全線乗っても19バーツなので、観光客からはこんなだいたいな感じで徴収しているようだ。途中の中間駅のプラトゥナーム市場の港で西側線と東側線で乗り換えがあるが人の流れを見ていれば非常にわかりやすく誰でも乗り換えれる。全線乗っても片道1時間なので川景色を見ながら適当な場所で降りるのも楽しい、特に東側に行けばお寺に隣接する港も幾つかあるので船旅とローカル寺院の旅が楽しめる。ただし上下線がすれ違った時は波をかぶることも乗降が危ないのでそれなりに気をつけて。また先日の爆発事故は驚いたところだ。ただ山ほどある水上バスの一台だからそれほど神経質になる必要はないと思う。