屋台ごはん


私のタイでの食事は屋台が基本だが、当然当たり外れがある。といってもタイのいいところは美味しいか、普通かどちらかで、かつて東北地方イーサンでツアーに組まれた屋台料理に鳥の唐揚げのようなものが出たが、あからさまに残り物を揚げ直して、しかも時間が経って腐敗臭がしたので食べれなかったのが一度だけ。

先日中華街を散策中、朝からなにも食べていなかったので偶然見つけた屋台に入った。ここの客はたいていタイ風焼き飯カオパットを食べており、ここの名物ぽかったので頼んでみた。出前もしておりひっきりなしに注文が入る。ほんの数分で出来上がってきた。中皿に盛られた日本の焼き飯と同じ量くらいで、スライスしたきゅうりと味付け用ライムが付いてくる。一口食べると米はほどよいパラパラで香ばしい香りが口いっぱいに広がる。試しにとライムをしぼると酸っぱさが味を引き立てて極上の味になる。日本語で思わず「うまっ!」スプーンでがっついた。

タイ人の主人はうれしそうな顔で日本人に「アロイ?」おいしいかと聞く。サムズアップのポーズで「アロイ!アロイ!」と答える。主人も作っている奥さんもうれしそうだ。魚のフライをおまけにもらってまたこれもおいしい。これで200円ほどか。「サンキューサンキューNo1No1」とお礼を言って道に出た。掘り出し物にあった気分。やっぱりタイは面白い。

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田舎の屋台テント(参考)

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屋台の汁麺(参考) まあだいたい屋台はこんな感じ

あまりの美味しさに写真を撮り損ねたので、似たような風景。