インドの機内食


インドの飛行機の機内食は基本的に2種類。ノンベジタリアンとベジタリアン。肉か野菜か。宗教上牛や豚が食べれない人もいるのでベジタリアン以外なら宗教を問わず口にできる肉はチキンかマトンや魚。大量生産なので基本はチキン。

当然食事はカレーである。「ノンベジ?ベジ?」とニコリともしないサリーを着たキャビンアテンダント持ってくる。味はびっくりするような辛さではなく、マイルドな味わいで本当に結構美味しい。実際、国際便のエアインディア機内食は何度も航空業界の国際的な賞を受賞するような美味しさである。しかしカレーという食べ物はもともと匂いがきつく残り香が出るので機内に入ったらカレー屋のような匂いがする。まさにエアインディアは乗った瞬間もうインド!また短距離のインド国内線でもちょっとした軽食がでる。サンドイッチやコロッケのようなものとケーキなど。チーズだけが挟まれているパサパサのサンドイッチは日本のそれとは違って独特の味わいで、平たく言えば美味しくない。カレーが美味しいのになぜ改善しない!

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エアインディア機内食の写真がなかったのでブータン航空の機内食。大体同じ感じ。

ところでインド旅行は帰国するころにはもう当分インドカレーは見たくなくなるが。これらの機内食に出るカレーでも長くインドに行かなくなると無性に食べたくなる。基本各国の機内食は西洋料理ばかりなので自国の料理を出せる国の飛行機は素晴らしい。