仕立て屋 テイラー


インドで服を買うときは生地から買ってそれを仕立て屋に持っていくのが本来の形のインドの服の買い方である。既製品もあるが仕立てても値段はさほど変わらない。

村の相場ならシャツで当時日本円で300円くらいで1日で仕立ててくれた。とは言ってもクルタパジャマやYシャツなどは駐在中は使うことがなく、日本製作務衣を持って行きこれと同じものを作ってくれと言って作ってもらった。インドのお坊さんは黄色系の法衣なので作務衣もよく黄色い生地から作ってもらった。生地は値段通りのクオリティーで安ければすぐ破れたり色が落ちた。化学繊維が強くて色落ちも少ないが酷暑時期は風を通しにくく汗も吸いにくいので使うことはなかった。インド綿でしっかりしたものは仕立て屋のテイラーの技術がしっかりしていれば最高の出来になる。また腕のあるテイラーはタグをつけることがあり「ブッダガヤ・⚪️⚪️製造」などと書かれておりブッダガヤ製作務衣という付加価値がついてかっこよかった。

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イスラム教徒が多いテイラー

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ミシン一つで何でも作る