仏像復興計画7


2012年5月高知県仏教青年会によりジェティアン堂宇の裏にある池に堂宇の沐浴場を作ることになった。事前打ち合わせと建設資金寄贈のため会員有志と共に摂氏43度を超える酷暑のインドに向かった。村長と護持委員会とともに話し合い、10月の高知県仏教青年会の参拝旅行に落慶法要を行えるように建設をお願いした。

今回非常に驚いたのがラジギールからジェティアン村までの道路が完全に舗装されていることだった。今まではダートも多く道幅も狭かったが、安全に早くジェティアンを訪れることが可能になった。また実際にお釈迦様が通られたラジギールとジェティアンを結ぶ紀元前の旧道が整備され、ダートではあるが自動車でも通れるようにまでなっていた。聞くとラジギールからジェティアンのこの旧道を歩いて参拝する参拝団もいるとのこと。また何より鉄道が近くにできたことで格段に参拝しやすくなった。高知県仏教青年会が初めて99年に訪れた時よりかなりインフラが整い格段に良くなった。それに合わせて気軽にお参りできるようになったことは何より有難い。実は2000年の落慶法要時の団体参拝には地元警察が数人警備についてくれたほどだったが、今やそのような雰囲気はない。

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綺麗になった道

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村長のお出迎え

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ジェティアン堂宇

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参拝記念に署名

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ここから池にかけて階段状の沐浴場を作る

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計画案

 

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参拝中

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建設資金の寄贈

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現地新聞にも掲載

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堂宇から池を見る

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その後送られてきた建設中の沐浴場

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村の子供達

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整備された旧道。かつて車は通れなかった

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タイからジェティアン堂宇へ参拝に来られたという新聞記事2012年2月16日付新聞