門徒報恩講
弘願寺は各家庭のお取り越し報恩講をお寺で合同でします。本日10月19日7時半から行われました。親鸞聖人の遺徳をしのぶ浄土真宗では最も大切な法要が報恩講です。全国的に9月ごろから門徒報恩講(お取り越し)が始まり、10月末あたりからお寺での報恩講(おぶつじ)が行われ、1月の京都本山での報恩講(御正忌報恩講)を迎えるという3段階あります。今回の講師は広島県の長谷川憲章師で当寺は2度目のご縁です。20日も朝10時から行われました。
数日前から婦人会役員に作っていただいたおいとこ煮とお寿司、羊羹のお斎です。このおいとこ煮は浄土真宗の大切な宗教食ですがだんだん全国で見られなくなってきました。おそらく全国的に数十年後にはほとんど見られなくなる気がします。なんとしても残したい伝統です。
明日は門徒報恩講
明日19日7時半から門徒報恩講が行われます。法座の後みなさんで浄土真宗伝統精進「おいとこ煮」をいただきます。浄土真宗と精進料理はあまり関係ないと思われていますが、実は地域によっては非常に厳しく1週間、魚屋肉屋も営業していない地区もあったそうです。地域によってレシピは違いますが日本中で食べられています。「おぶつじ」とも言われて浄土真宗以外の宗旨でも食べられていますが、元祖は浄土真宗です。