高知市春野郷土資料館に久しぶりにいってきました。ここの資料館は春野町の郷土資料が展示されていますが、正面を入って真ん前に弘願寺鬼瓦が展示されています。本堂屋根のふき替え工事でおろされた旧鬼瓦の左右2個のうちの一つ。
郷土資料館が出来てから展示されているので20年以上前からの展示ですが春野町の門徒さん以外はご存知ない方もいらっしゃいますのであえて紹介いたしました。
境内にある弘願寺旧鬼瓦のもう片方。郷土資料館の入った正面に常設されています。
弘願寺では8月19日夜7時半から盆会を行います。
境内にたくさんの提灯がつられて盆踊りを行います。
盆を歓喜会ともいいます。歓喜。よろこび。お盆のルーツはお釈迦様の弟子。木蓮尊者のお母さんが極楽に救われた故事に始まります。
木蓮尊者は救われたことを喜びを踊ったと教典には残っています。
夏の踊り、エイサーや盆踊りなどはこの踊りがルーツです。
トーロー。土佐灯籠。高知独特のお飾りです。2年目の盆が終わったら川に流したり、焼きますが今は出来ませんのでお寺に持ってきて最後のお飾りをして仏具店に引き取ってもらいます。
8月19日朝から提灯の準備です。今回は雨がこわいので本堂に吊ります。
午後7時ごろから子供が集まりだしました。お焼香を自ら進んで行います。ありがたい。
たくさんの子供、お母さん方おじいちゃんおばあちゃんもたくさん参拝されお勤めを大きい声で称えます。南無阿弥陀仏
まずは親鸞音頭です。子供も飛び入り最高年齢の方は91歳!で踊ります。
こどものよさこい鳴子おどり。正調。
よっちょれよっちょれ!
雨は最後の最後に降り出しました大雨です。本堂内で行って正解でした。
講師は芦屋の片岡雅子先生。何度もお世話になっています。 子供は別室でお楽しみくじ引き大会。 翌朝20日も10時からご法話をいただきました。
弘願寺ではキッズサンガ 子供会を花祭りとお盆を中心に行っています。檀家以外の子供もたくさん参ります。お誘い合わせの上おいでください。
8月18日キッズサンガ子供会が開催されました。 「らいはいのうた」のお勤め
明日の盆会で踊るよさこいなるこ踊りの練習
最後に婦人会の皆さんに作っていただいたカレーをいただきます。
西畑の矢野さんが1ヶ月もかけて作ってくれた紙芝居。「龍の子太郎」です。みんな真剣に見ていました
台風11号の被害の模様です。お寺は特に問題有りませんが。多く門徒(檀家さん)の地区で冠水。農産物に大なる被害を確認。
車中よりお寺前から仁ノ方面は完全に冠水。10日朝9時ごろ
同、西畑農協から上流方面の県道。冠水。
西畑を堤防から望む。鳥首地区。10日朝。この地区でこの日の午後法事が有り、話を聞くとこの写真を撮った場所の堤防がない時代は台風時これよりまだ1.5mから2mほど冠水したとのこと。
西畑、菅地区。冠水。船で移動している方が見えます。
西畑、菅地区から仁淀川河口を望む。荒れ狂う仁淀川。この日の午前中は氾濫危険水位を超えて、土佐市芝、中島地区は避難勧告がでる。
いのししが出没して納骨堂周辺を荒らしますので、納骨堂の横の獣道にスチールワイヤー壁を手作りしました。