弘願寺は各家庭のお取り越し報恩講をお寺で合同でします。本日10月19日7時半から行われました。親鸞聖人の遺徳をしのぶ浄土真宗では最も大切な法要が報恩講です。全国的に9月ごろから門徒報恩講(お取り越し)が始まり、10月末あたりからお寺での報恩講(おぶつじ)が行われ、1月の京都本山での報恩講(御正忌報恩講)を迎えるという3段階あります。今回の講師は広島県の長谷川憲章師で当寺は2度目のご縁です。20日も朝10時から行われました。

数日前から婦人会役員に作っていただいたおいとこ煮とお寿司、羊羹のお斎です。このおいとこ煮は浄土真宗の大切な宗教食ですがだんだん全国で見られなくなってきました。おそらく全国的に数十年後にはほとんど見られなくなる気がします。なんとしても残したい伝統です。

img_0036

内陣の様子、横の箱は報恩講参加家庭に配られるお菓子

img_0037

お斎 (参加会費制により振舞われます)

img_0038

正信偈のお勤め

img_0039

法話の時間

img_0040

講師は広島の長谷川憲章師

img_0042

お斎の時間